ラブライブ!サンシャイン!!13話 サンシャイン!!(1期最終回)
とうとうこの時が来てしまいました。
リアルタイムで追うラブライブは初めてなのでいわゆる1つの終わりを見届けるのも初めてで終わってしまったらどうなってしまうのか・・・
まさか2期がないってことはないとは思いますが、それまでどうやって過ごしていけばいいのか心配です。
というわけで始まった13話!
冒頭のライブの映像。
え?まさか制服で歌うの?スクールっぽいけどアイドルっぽくない!?
でもSTART:DASH!!もそうだったしいいかな?なんて
そこから練習風景に戻るのですが、やたらと熱中症に対する注意喚起描写が多いのはなんだろう。
図書室のシーンでは「御用の方は屋上にまでずら♡国木田」とありますが、何気に曜ちゃんに梨子ちゃん、丸ちゃん、ダイヤさんはいろいろ兼任で忙しい立場なんですよね。
それに新たな展開(?)456トリオもAqoursの頑張りに自分たちも何かできないか、有能すぎた123トリオに対し今作は456トリオの成長の話でもあるのか!?
それは行き過ぎにしても、学校全体が何かやらなきゃって雰囲気にさせてしまうAqoursがやっぱりすごい影響力を持っているということでしょうか?
それにしても最終話にして千歌母の登場にも驚きました。
というかそっくりすぎですよね。
ママライブ(同人感)の為に緊急参戦か!?
何だかんだで最終回は大きく物語が動くようなことはなく、今までの振り返りがメインな構成になってますね。
今までの浦女(Aqours)での出来事をラブライブ会場でミュージカルチックに見せる。いや、魅せるか。
そして1期ラストの曲は「MIRAI TICKET」素晴らしい曲でした。
最近習得した早着替えもあってか一瞬に制服から衣装にチェンジ。
会場の一体感もあってか個人的にはものすごく好きな曲になりました。
しかしながらネットでの反応は結構冷ややかなものが多く、賛否が分かれてるようでした。
正直驚いたのはラブライバーって肯定する人しかいないと思っていたのですが、一応否定もするんだなあって所でした。
確かに今回は最終回でありながら、物語が大きく動く事も少なく、なんだかわからないまま終わった感はあります。
更にはラブライブの私物化。
勝手にミュージカルチックな演出を入れたり、観客(生徒)がステージの周りに集まったりと、おそらく実際のステージでやったら問題になりそうな行為が多く、そこに感情移入できなくなる原因があるのもわからなくないです。
あとはラストでしょうか。
明確にライブ後の結果が明かされていなく、なんだか宙ぶらりんのまま終わった感があります。
この辺が賛否のわかれるところなのでしょう。
でも個人的にはこういったラストは「アリ」だと思います。
物語って必ず大団円で終わらなければいけないわけでもないし、必ず明確な情報を与えて終わらなければいけないワケでもないです。
私の場合はあまりアニメは見ないですが、映画とかは結構伏線の回収もなく、ラストはイマイチよくわからない物も多々あります。
私の大好きな映画評論家も言っていますが、物語は虫食いのほうが、見た後でいろいろ考えることができるし、作品に対して興味も沸く。
すべてに説明が必要ってことはないんだと思うんです。
最終話=感動的に終わる。っていうのも必ずそうでなくてはいけないってワケではないですよね。
確かに無印はことりちゃんが戻ってきて最後にSTART:DASH!!をみんなで歌い、これからラブライブで優勝を目指す!って感動的な終わり方だったと思いますが、サンシャインではこのくだりは3年生の合流「未熟DREAMER」ですでに語り済なのでわざわざラストで語りなおすところでもないと。
お涙頂戴のぐちょぐちょベタベタだけが終わり方ではないと思います。
ステージ周囲に生徒が集まるのも、ミュージカルチックな演出も少し反則技ですが、演出としては「アリ」だと思います。
ラブライブはアイドル作品でもあります。アイドル作品で一番重要視されるのは「輝いてる今」如何にパッケージングするかという点です。
反則技的な演出が物語の辻褄より優先されることもあるんですよね。
そう思って見ていけば決しておかしいラストではなかったのかな?と思います。
っていうか、「MIRAI TICKET」の歌詞とダンスで充分感動的だと思うのは私だけなのだろうか。
円陣組んで1~9の声掛けの後、観客が10!っていうのは公式なのがビックリした!
ファイナルの時言うか言わないのか問題になっていたけど、ファンの杞憂だったのね。
全13話夢のような幸せな時間でした。
またいつか2期が来たら(来るとしか思っていませんがw)また同じ体験ができるのかな。
また次回も楽しみに待ちましょう。