ラブライブ!サンシャイン!!11話友情ヨーソロー
個人的にかなり心配だった今話。
どうなってしまうんだろうか。
当然描かれ方からして今回は曜ちゃんにスポットを当てた回になるのはわかっていましたが、曜ちゃんに関してはずっと以前から心配になっていました。
他のキャラクターは自分の弱い部分だったり劣等感だったりがここまでにずっと描かれ、乗り越えていった、しかし曜ちゃんにはそれがなかった。
それを描かないといけないってワケではないのですが、悩みもない人なんていないし、そういう人はやっぱり作品的には魅力を感じづらいものですよね。
更にはここ数話で浮上してきた千歌梨子を前面に押し出す演出。
そして前回それを示唆するような曜ちゃんの曇った表情・・・
正直この一週間はドキドキして眠れない日々が続きました(寝てないとは言っていない)
そして満を持して始まった11話「友情ヨーソロー」
気になっていたことの1つの梨子ちゃんピアノ問題はみんなにもスムーズに受け入れられていて、梨子ちゃんはピアノで残る8人はラブライブ予選にでる流れで物語がスタート。
てっきり前回の「ここで待ってるから」のセリフで8人でのラブライブ参加はしないものかと思っていましたが違いましたね。
Aqoursは8人で出場するけど、私たちは繋がってるんだ的な考え方も非常にいいかと思いました。
そしてとうとう浮上する曜ちゃん問題。
一時的に抜けるとはいえ、梨子ちゃんを気に掛ける千歌ちゃんを複雑な心境でみる曜ちゃん。
正直序盤は見るに堪えない気持ちになってしまいました。
ちょっときっついぞ・・・
— るるひら (@ruruhira2002) September 10, 2016
梨子ちゃんの代役に曜ちゃん。
上手くいかず繰り返しぶつかるシーン。
お互いにミスは私のせいだとかばいあう。
梨子ちゃんベースであわせると上手くいってしまう。
パピコ的なアイスを割ったのに渡さずに袋にしまう。
梨子ちゃんに電話で話すことが見つからない。
CM入りは曜ちゃんのさみしげな一枚絵。
スクールアイドル部最初の申請書の文字が滲んだ2人名前のアップ。
画面のどこを見てもつらくなってくる。
特に部の申請書を見ると、あの時曜ちゃんは並々ならない決心で千歌ちゃんについていったか。そこら辺を考えていると切なくなってきます。
そんな中登場するのが今回実はのんたん枠なのか?鞠莉ちゃん登場で曜ちゃんを励まし導こうとします。
本心をぶつけ合わすことができない故に離れ離れになってしまった経験を持つ3年生。
後悔するくらいなら本音でぶつかったほうがいいと。
ここの鞠莉ちゃんと曜ちゃんのシーンは本当に素晴らしくって。
冒頭のプール掃除のシーンであれが生徒会長と理事長で大丈夫?を一気に払拭してくれます。
うん。こんなに仲間思いの理事長なら大丈夫。
そして更に素晴らしいのは、曜ちゃんが自分から本音をぶつけようとしてなかなか言えなかったところを千歌ちゃんが気が付いて千歌ちゃんから声をかけてくれたこと。
曜ちゃんは曜ちゃんのままでやらなきゃダメだって。サンシャイン全編通して言い続けていることですよね。
自分はいらないんじゃないかと杞憂に悩んでいた曜ちゃん。
なんでこんな簡単なことに気が付かなかったんだろうと。「バカ曜」と。
欲しいところで欲しい答えを見つけてくれる千歌ちゃんも本当に素晴らしい友情なんだなと。
そしてラストのラブライブ予備予選ではまさに不在の梨子ちゃんも一緒にいるんだっていう演出に振り付け。
まるでラブライブもピアノの大会もどちらも9人でいるような感覚。
史上最高にエモーショナルな映像になったのではないでしょうか。
終わった後も9人で手をあげる。熱すぎですよもう。
ここまで見てきて。
Aqoursは2年生が作り上げ、1年生が若さで盛り上げ、3年生が包み込む感じが見ていて本当に心地よい。
8話「くやしくないの?」からは千歌ちゃんも一番つらい経験をし、乗り越え、3年生が過去の呪縛から解き放たれ、曜ちゃんもここで信頼と友情が芽生え、Aqoursの面々は完璧な状態にさえ見える。
ラブライブ予選に使われた「想いよひとつになれ」は作中の通り8人で歌っていますが、CDのCMでもボーカルの欄は8人でした。
こういうところも作品に沿ってしっかりやるのもさすがだなとは思いますが、個人的には「梨子ちゃんいねえええええええええええ!」っていう気持ちも少しばかりあります(笑)
間違いなくカラオケで歌ったら号泣して歌えないパターンです。
そしてエンディングテーマは文字通り「曜ソロ」でしたねw
次回は12話「はばたきのとき」
楽しみに待ちましょう!
ウチの嫁さん「Aqoursかてねーよ」
わたし「え?」